えもぷのまだまだ頑張る日記。

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えもぷのまだまだ頑張る日記。

失恋したての独身30代女性が人生をバラ色にするため、日々頑張る日記です。 何もお役に立てませんがよろしくお願い致します。

huluで見られるおすすめTVシリーズ その3 メーデー!

メーデー!:航空機事故の真実と真相

今回のhuluで見られるおすすめTVシリーズはナショナル・ジオグラフィックから、 "メーデー!:航空機事故の真実と真相"を紹介します。

huluでは期間限定でシーズン14を配信中。毎週火曜日に新エピソード追加され、各エピソードは配信開始日から35日間の限定配信がされています。
見られるエピソードは少ないのですが、わたしの大好きな番組なのでぜひ紹介したいと思いました。

どういう番組?

メーデー!:航空機事故の真実と真相|番組紹介|ナショナル ジオグラフィックチャンネル

ケーブルテレビ等で視聴できるナショナル・ジオグラフィックチャンネルで放送されているシリーズで、ひたすら過去の飛行機事故について原因を追求する番組です。
1話で1事故を紹介するため、1話完結型となっています。

過去に実際起きた悲劇的な飛行機事故を、丁寧に検証していく。事故を引き起こす原因となった証拠を探り、生存者や被害者の家族のコメント、運輸安全委員会の調査結果、ブラックボックスが語る全記録等から得た手がかりを繋ぎ合わせ再現VTRや実際の映像を織り交ぜながら事故の全貌を解明するドキュメンタリー。

これまでシーズン14までが放送されていてhuluでは今のところシーズン14のみが視聴できますが、(しかも期間限定)、実はAmazonプライムビデオでは、シーズン9,10,11が視聴可能です。
早くどちらでもいいから全シリーズ見れるようにして〜〜!!
(会員でないのですが、Netflixはどうでしょうか。。)

なんで好きなの?

「好きなテレビ番組ってなに?」って聞かれたら結構な高確率で「メーデー!」って言うくらいこの番組が好きです。
で、決まって言われるのが「へ?なんで??」。

趣味が悪いと言われたり、飛行機にのるのが怖くなったとすごい顔で怒られたこともあります。けれど、この番組を見ているからこそ断言できるのは、
「今日の飛行機の安全は、全て過去の凄惨な飛行機事故の上で成り立っている!」

ということなんです。

事故が起きるたびに航空運輸安全委員会のメンバーが綿密に調査をし、なぜこの事故が起こってしまったのか、2度と同じ事件が起きないように何をすればいいのか、を考えます。そのような事故の歴史とその後の変更点を知ることによって、わたしは飛行機に安心して乗れるのです。(それでも、事故に遭う確率がゼロとはいえないことは納得して、毎回墜落しても仕方がないと自分に言い聞かせてから飛行機に乗りますが、、)

「いやいや、事故の前に想定してよ、できるでしょ?」

とはわたしも思いますが、事件のあとだからこそ言えることであって、世界有数の秀才達が集まっているであろう飛行機の設計やマネジメントチームでも想定するのは至難の業なんだろうと思います。

飛行機事故の種類

飛行機事故には3種類あると思います。1種類目は機体の仕様、不備によるもの。2種類目は想定外のヒューマンエラー。3種類目は人が故意に起こすもの。
(あくまでもわたしの目線からの分類で、Wikipediaにはもっと細かく分類がされています。)

1. 機体の仕様によるもの

1980年代くらいまではこのタイプの事故が多かったです。例えば誰でも知っている、日本航空123便墜落事故(1985年)やアロハ航空243便事故(1988年、劣化した機体をそのままにしたため、飛行中に大きな穴が空いた)等がこれに当てはまります。

事故の名前は検索しても出てこなかったのですが、貨物室のドアがうまく閉められなかったため、気圧の変化によって飛行機の後部座席が吹っ飛んだという事故もありました。

アロハ航空243便事故 - Wikipedia

日本航空123便墜落事故 - Wikipedia

設計ミスや部品の劣化が主な原因で、都度改良を繰り返して新たな事故を防止してきました。

2. 想定外のヒューマンエラー

続いては想定外のヒューマンエラー。わたしが大変興味を持っているカテゴリーです。
設計側やマニュアル作成者が想定し得なかったことが引き金となった事故です。

例えば、アエロフロート航空593便墜落事故(1994年)や、エア・カナダ143便事故、通称ギムリー・グライダー(1983年)が当てはまります。


アエロフロート航空の事故は、
なんと操縦席に子供を座らせ、操縦させたのが事故の原因。操縦桿をガタガタと一定時間揺らすとオートパイロットがオフになり手動での運行となるのに、それを知らなかった操縦席の3名(操縦士、副操縦士、整備士)は気が付かず、結局墜落。
アエロフロート航空593便墜落事故 - Wikipedia


エア・カナダ143便の原因は
燃料を給油する担当者の単位の計算ミス(例えば長さを図るセンチメートルとフィートのようなもの)によるもの。離陸した時に、本来必要な燃料の半分しか搭載せずに飛び立ってしまい、こちらも深刻な燃料切れになるまで、操縦席のメンバーは気が付かなかった。

でも、奇跡的に燃料ゼロの状態で墜落せずに着陸できたので、そのパイロットの技術の高さでも有名になった。後のシミュレーションフライトではパイロットの誰もがその機体を安全に着陸させることができなかったそうだ。

ギムリー・グライダー - Wikipedia


それと、もう一つ印象に残っている事故がユーバーリンゲン空中衝突事故(2002年)。
地上の管制官の指示ミスで2機が同じ高度を飛んでしまい、結果空中で激突した。
2機ともに"TCAS"と呼ばれる機械が搭載させており、それぞれが空中衝突の危険性のアラートを鳴らしていたが、この事故を回避させることができなかった。
理由として「たまに誤作動があるTCASよりも地上の管制官の指示に従う」という慣習があったこと挙げられる。1機はこの慣習にのっとって管制官の指示に従い、もう1機はTCASの指示に従ったのだ。

この事件を機にTCASの指示を第一とする旨、再度規程が変更された。
また、同様のニアミス事件がこの事故の前年に、日本でJAL2機が起こしていたのにもかかわらず、その時にきちんと制度が確立されずに凄惨な事件につながったことも批判された。

そして問題の引き金となった管制官が遺族に刺殺されてしまったこともこの事件をより印象深いものとしている。

ユーバーリンゲン空中衝突事故 - Wikipedia 

3. 人が故意に起こすもの

最後は人が故意に起こすもの。テロですね。911がこれに当たります。飛行場での厳しいチェックの原因ともなったので乗客を装って起こるテロはみんな知っている事故だと思うのですが、今回紹介したいのはシルクエアー185便事故(1997年)です。

 


シルクエアー185便事故。端的に言えば、気が狂った機長が副操縦士が操縦席から席を離れた瞬間に中から鍵をかけて誰も入れないようにし、そしてボイスレコーダー、フライトレコーダーを停止させてからインドネシアの川にほぼ垂直に突っ込んだ事件

もう、なんなの。やめてよ。。
この事件を機に、操縦席には外からも鍵をロックできるようになったと番組では言っていた気がします、、

シルクエアー185便事故 - Wikipedia

 

わたしが思っていること。

近年、LCCの台頭もありパイロット不足が叫ばれています。
大学でパイロットを養成する等これまでとは違う方法でパイロットになれるようにしたり、パイロットへの道を今までよりも簡単なものにするという案もあるそうですが、まだまだ供給が足りていないように感じます。

diamond.jp

結果、パイロットの勤務が激務になり、飛行機事故の中では長時間飛行のせいで注意不足となって起きたもの、悪天候により足止めをくらっていて早く帰りたいパイロットが管制官の指示を聞き漏らしたものもあります。

このような事故はわたしの分類では「想定外のヒューマンエラー」に入るのだろうけれど、もしも今後、パイロットの供給を考えるあまりにその質が落ちていったとしたら、「想定」の枠組みまで変えなければならず、枠組みが変わるまでは「想定外」のケースも増えるんじゃないかなと思うんです。

パイロットの給与水準の高さがLCCモデルの崩壊の引き金となっているとも言われますが、これらの格安航空会社の参入が空の安全性を揺るがすものであったらたまりませ
ん。
日本の運輸安全委員会の発表によると、日本国内で起こった大型旅客機の航空事故は2015年で3件、2014年で4件です。死者はでていないとしてもまだまだこれだけの「事故」と呼べる事が起きているということです。

航空事故の統計 | 航空 | 運輸安全委員会

確率論で言えば列車より車よりも安全だと言われたりもしますが、一度事故を起こせば死者を出す可能性が車や列車事故よりも多いと思うので、まだまだ安心とは思えませんね。

メーデーで放送できるネタ=凄惨な事故がなくなり、空の旅がもっと安全になることを願っています。

飛行機事故についてもっともっと詳しくまとめたい!専用のブログ作りたくなっちゃいました。。

 

おしまい。

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